2014年8月15日金曜日

Any given sunday

色んなことがある。
人が40人も集まれば当然だけどね。

窮地で力を発揮するものも居れば逃げ出すもの居て、
思わぬ評価を受けるものも居れば考えた挙げ句に信頼を失うものも居る。

天クラというのはそういうものが露呈するゲームだ。

ゲームって取り組み方によって様々に形を変える。
マジクロだって上位10人と下位の5000位とはまるで違うゲームだ。
だから下位の人間が分かったような口をきくものではない。
何故ならやってるゲームが違うのだから。

これは天クラでも同じ。
上位と下位ではまるで別ゲームだから理解をしあえないだろう。

少なくとも上位にとっては戦争だ。
最上位なら尚更だろう。

そこにはヒエラルキーが存在して規律がある。
上官が様々な政治を仕切り、指令を出し、現場の人間は文句を垂れながら任務を遂行する。
まさに戦争そのものである。

立場が人を作り、成長させる。
無理な上官の指令も現場で工夫しながら遂行。
やり方は違えても結果を出す現場の司令官がいる。
それでこそいいチームだ。

天クラというのは壮大なリアルロールプレイングゲームであることが分かる。



Any given sunday』という映画がある。
プラトーンで有名なオリバーストーン監督の作品。
彼自身ベトナム戦争経験者でプラトーンで高い評価を得た。
それ以外にも傑作が多い。
Any given sundayはアメフトの映画だ。
 
しかし面白いのはオリバーストーンらしく、全てをアメフトに置き換えただけの戦争映画であること。

オーナーや監督の政治。
その周りに蠢く人間模様と現場の兵隊の葛藤。
戦争映画より生々しく戦争を描いている傑作だ。


天クラのプレイヤーでこの映画を観る機会があれば自分が登場人物の誰なのか考えてみるのも面白い。

アメフトを全く知らない私でも震える程楽しめたのでその辺の知識は不要。
サントラも秀逸な傑作です。



劇中に非常に有名なアルパチーノのスピーチがある。
チームとはなにか。
どう戦うのか。
英語が分からない人は是非字幕付きで観て欲しいね。

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